京の寿司屋。

2005年3月4日
今日(3日)は仕事はおやすみ。
夜勤明けから11時まで自堕落を楽しみ、17時半まで惰眠を愛し、
夜は親と京都・四条河原町の「ひさご寿司」に行ってきました。

今日は私のおごりだ!
…最近、仕事が忙しすぎた父親の慰労にと約束していたからね。

ところで、関東と関西(というか京都)のお寿司はかなり別物です。
江戸前は「にぎり」、関西は「押し寿司」とはよく言われますが、
もっと大きく違う点は、京都のお寿司はとにかく“甘い”。

昆布の旨味や砂糖の甘味をきかせた酢飯に、あくまでも控えめな山葵、
一手間かけられた寿司種がしっとりと一体化する様子は、
やや乱暴に表現すると、和菓子に近いものがあるように思います。
その傾向が特に顕著なのがちらし寿司や蒸し寿司。
酢飯も混ぜ込まれた具も、錦糸卵もそぼろも、添えられた生姜さえも
全てが口当たり良くふわふわと甘い。その幸せさといったら、もう。

もっとも今日は、私は月代わりの「弥生の鮨」を選択、
12種類くらいのにぎりをひたすら堪能し(昆布巻きが絶品だった)、
親は二人で品書きを見ながら、「まぐろ」「穴子」「うに」「いくら」と、
お気に入り(高いのばっかやん)を一カンずつ注文。

江戸前寿司の粋とも、回転寿司の活気ともちょっと異なる、
スロウトーンが我が家の「お寿司」というご馳走なのです。

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